鎖に繋がれながら飯を食う・・・
今回紹介するペルーのレストランは、あまりの食い逃げの多さに困り果てたためか、とんでもないものをテーブルに設置したらしい。
鎖である。まるで囚人のような扱いだ。
この写真は、ベネズエラ人ジャーナリストのルイス・マルティネス氏が、ツイッターにてアップしたもの。ベネズエラの政変によりペルーに移住したという、同氏の友人が撮影したものだという。
この画像を紹介していたベネズエラのメディア「La Patilla」によると、チェーンで椅子と太ももが固定され、写っている男性の表情は、明らかな差別を受けてどこかこわばっていたという。これは、食事をしして食い逃げをさせないためのチェーンだという。
その後、この画像を見た多くのネットユーザーから「これはフェイクニュースだ」と非難を受け、マルティネス氏は画像を削除。改めて、彼自身が別日に実際のレストランへ向かったところ、この出来事が事実であることが明らかになった。
一連のニュースから、マルティネス氏は「La Patilla」内にてこのようなコメントをのこしていた。
「このニュースの審議について疑問を示している人が一定数いるので、さらに情報を公開します。
写真に写っている人の身元を隠しているのは、この店からの報復を防ぐためです。彼は着席するまで、このような扱いを受けるとは思っておらず、ろくに食事すらできなかった。彼はレストランに苦情をいれるそうですが、レストランの名前を晒し上げるようなことはしないと言っています。」
現在、ベネズエラの人々は周辺のコロンビアやブラジル、ペルーに大量に流れ込んでおり、現地ではベネズエラ人による犯罪が深刻化しているという。そのため、現地住民からの差別感情が高まりつつあるのだという。
参照元:La Patilla、Facebook