先日、水道設備会社の作業員が集合住宅の受水槽で泳ぐ動画が炎上したのはみなさんの記憶に新しいだろう。
住人たちが生活用水を貯めておくはずの受水槽に、下着姿で入るなんて言語道断である。誰もが憤りを感じた事件だったが、台湾ではさらに上をいく不届き者がいたようだ。
受水槽の中で排尿、排便をする男
台湾、台中市にあるマンションの管理人のもとへ、住人たちから「水道水から変な臭いがする」というクレームが寄せられた。なかにはアレルギー反応を起こした住人もいたため、管理人は屋上にある受水槽付近の監視カメラをチェックしてみることにしたという。
そして、そこに映っていたのは信じがたい光景だった。
なんと、このマンションに住む69歳の男が、受水槽の中に排尿や排便をするなど、トイレ代わりに使用していたのだ。
隣人トラブルになり復讐したかった
監視カメラから、男の犯行は2017年6月から2018年7月にかけて行われていたとみられる。そしてその犯行理由は、マンションの隣人とトラブルになり復讐のつもりでやったと自白したのである。
水質調査のために実験室に送られたサンプルは、アンモニアレベルが著しく高いという報告を受けたという。
今月、裁判所に出廷した男には罰金約55万円、そして懲役20ヶ月の実刑判決が下された。感染症による健康被害のリスクなども懸念される今回の事件、隣人に復讐をするという身勝手な理由でマンションの住人たちを巻き込んだ男の犯行は断じて許されるものではないだろう。
参照元:YouTube、shanghaiist