男性がジェット機から落下!?
イギリス・南ロンドンの警察によると、6月28日土曜日、地元の民家の庭で身元不明の男性の遺体が発見されたという。
警察は死因や身元の特定を急いでいるが、たどり着いたのはケニア航空の旅客機。ここの降着装置のところに、男性のバッグや飲料などが見つかったというのだ。
Body falls from plane landing at #Heathrow Airport into a GARDEN in south #Londonhttps://t.co/iDUbrr5EhG pic.twitter.com/iQPJjasudr
— RT (@RT_com) 2019年7月1日
問題となったのは、ケニア・ナイロビ発、イギリス・ロンドン着の旅客機。男性は密入国者とみられている。
ケニア航空の発表によると、男性は降着装置の格納部分に忍び込んでいたとみられている。降着装置とは、着陸の際に衝撃を吸収するための緩衝装置と車輪のことをさし、一般的にランディングギアなどと呼ばれる。
男性は航行中、何かの拍子でこの格納部分が開いたことで転落したとみられている。
専門家はここに入ることは非常に危険であるとしており、飛行機が巡航高度に到達すると、急激な気温低下と酸素不足のため死亡する可能性があると考えられている。
また、同様の手口で密入国をしようとした男は彼だけではない。2012年にも、30歳のモザンビーク出身の男が、アンゴラ発ヒースロー着の旅客機から転落し死亡している。