ぺらっぺらの囚人が牢屋をすり抜け!
南米のような国だと、拘置所の檻にそこまでコストが割けない模様。
今回取り上げるボリビアの刑務所での出来事は、この檻のせいでなんともズッコケた顛末になった。
注目を浴びているのは、「ココ」と呼ばれるホルヘ・マンティーラという男。
彼は6月の第4週、ボリビアの首都ラパスにある民家に強盗に入り、警察に逮捕されていた。彼は「ヴィラ・ファティマの泥棒」という名で知られており、様々な道具を駆使し住宅に侵入することで有名だったという。
こうして地元拘置所に収監され、彼は判決を待っていたという。
しかしながら、彼はそこまで待つこともなかった。刑務官が目を離したスキに、なんと檻の隙間からすり抜けて脱出していたのである。
監視カメラは、この男が壁際の幅わずか数十センチをすり抜ける瞬間を激写していた。
6月30日の日曜日、この驚きのビデオが公開されると、地元警察は大混乱に。ラパスの人気の多い場所の中で大規模な捜索が開始され、マンティーラ容疑者を捕らえた。彼はその後の供述で、「このまま隣のペルーに逃げるつもりだった」と告白。再び拘置所に収監されることとなったという。
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