女性の命とも言える髪が・・・
7月下旬、アメリカ在住のある女性が、スーパーでコンディショナーを購入し使用したところ、一気に髪の毛が抜けるという悲劇に見舞われた。
事の発端は7月28日。ウィスコンシン州ニューリッチモンドに住むFacebookユーザー、タフィー・ジョー・ティム氏さんが、「21歳の娘が、2日前に近所のウォルマートで購入したコンディショナーを使ったが、髪の毛が抜けてしまい泣いている」という投稿をした。
写真には、パンテーンのコンディショナーと、お風呂の壁に張り付いてしまっている大量の髪の毛が写っていた。
その後、娘のアシュリーさん自身がSNS上でこのように当時のことを語っていた。
「シャワーを浴びて頭を洗いましたが、いつものようないい匂いがせず変だと思いました。
少し座って髪の毛を乾かしたところ、タオルにはたくさんの髪の毛がついていて、ひどい匂いがしました。
浴室に戻りもう一度シャンプーをしようとしたところ、髪の毛は抜け落ちており、手にはびっしりと毛がついていました。」
その後、アシュリーさんの頭はヒリヒリと痛み出し、急遽病院を訪れ、ICUで治療開始。
アシュリーさんによると、コンディショナーはピンク色をしており「除毛剤を混ぜられただろう」とみているという。
一方医師からは、脱毛症状だけではなく、頭皮は科学製品によるひどいやけどが見受けられたとの証言がでていた。このことから、地元ウェストフィールド病院は、除毛剤ではなく、何らかの科学薬品が混入されていた可能性があると明かしていた。
翌日には無事退院したと言うが、失ってしまった髪はもう戻ることなく、髪の毛を剃らざるをえなくなってしまった。
これを受け、ニューリッチモンド警察署は、8月1日に被害届を受け取り、捜査を開始。公式サイトのニュースリリースでは「捜査官はウォルマートのスタッフと協力し、容疑者を特定してビデオ監視を続けています。」と明かしており、同様の症状があった場合にはすぐに届け出るよう呼びかけているという。