2週間ぶりに再会した男性とワンコ
先日、米テネシー州メンフィスでホームレス生活を送っている男性が、行方不明になっていた愛犬と2週間ぶりに再会を果たした。その時に撮影された動画が感動的だと話題になっているのでご覧いただこう。
男性を見るなり飛びつき、これ以上ないくらいに喜びを表現するワンコ。この動画からも、二人の強い絆や愛情が伝わってくるのは言うまでもない。
共に生きてきた唯一無二の存在
この男性はアンソニー・ロジャーさん。あることをきっかけにホームレスになったというが、彼は一人ではなかった。ピットブルテリアとラブラドールの雑種である「ボボ」がまだ子犬だった頃に路上で出会い、アンソニーさんとボボは互いに唯一無二の存在として共に生きてきたという。
だが、8月31日、アンソニーさんが目を覚ますとボボの姿はなかった。友人に頼み、ビラを作成して探し回ったものの、見つけることはできなかったという。それもそのはず、路上を彷徨っていたボボは、地元の動物シェルターに保護されていたのだ。
そして行方不明になってから2週間後、シェルターで働く職員から友人に連絡があり、施設で再会を果たしたのである。
友人や動物シェルターに称賛の声
動物シェルターは、再びボボが行方不明になってもアンソニーさんの元に戻れるように首輪やリード、そしてドッグタグをつけた。また、1年分の寄生虫予防薬とドッグフードなども合わせて提供してくれたという。
これでアンソニーさんとボボが離れることはないだろう。また今回の件で、周囲の人たちの協力や動物シェルターの粋な計らいにも称賛の声が寄せられている。
参照元:Facebook