先月、アメリカではマクドナルドのドリンクに大麻が混入されていた事件が起きたばかりだが、なんと今回は5歳児が小学校に薬物を持ち込んだというニュースが明らかになった。
小学校でコカインを摂取した5歳児
11月14日、米マサチューセッツ州ホールヨークにあるローレンス小学校に白い粉末を持ち込んだのは、この学校に通う5歳の男の子。
? #Celebs ‘Boy, 5, ate dad’s cocaine then told teacher it made him feel like Spiderman’ https://t.co/7PjRFFalmf
— Celebs ? (@celebritykimdot) 2019年11月18日
男児はスパイダーマンのイラストが描かれた袋の中に入っていた白い粉末を友達の前で見せると「これを食べるとスパイダーマンみたいになれるんだ!」と言い、みんなの前でその粉末を口にしたという。
だが、その白い粉末は、違法薬物であるコカインだったのだ。
薬物所持の疑いで父親が逮捕
それを知った教師は、すぐさま校長に告げ救急車を呼んだ。病院に搬送された男児は、今のところ健康上に問題はないという。
男児が以前からコカインを摂取していたのかどうかは不明だが、警察の捜索によると自宅から38袋のコカインと70袋のヘロインが見つかった。そして薬物所持の疑いで、男児の父親ベニー・ガルシア容疑者が逮捕されたのだ。
父親には麻薬容疑の前科があったというが、現在は保釈されており、妻と男児、そして赤ちゃんの4人で生活していたという。今なお容疑を否認しているものの、幼い子供を薬物で危険な目に合わせたことは虐待にも値するだろう。
近年、アメリカでは薬物依存の両親の元を離れ、里親制度や保護施設を利用する子供たちが急増しているというが、子供たちの安全を守るためには、悲しいがそれが最善の選択なのかもしれない。