ワンLove
One love, one heart
Let’s get together and feel all right1つの愛、1つの心
さあ、皆いっしょに集まって、大丈夫って感じるんだ
レゲエの名曲といえる「One Love」の歌詞にある一節である。
この曲を歌う、ボブ・マーリーが唱えた「すべてを一つに集め、心を穏やかにする」という考えが、少し実証されたニュースである。
研究発表
イギリスのグラスゴー大学と動物愛護団体のSPCAが共同で行った、犬の音楽の好みについての研究が発表された。
この研究は、5種類のジャンル( ソフトロック、モータウン・サウンド、ポップス、レゲエ、クラシック)の音楽を犬に聞かせ、犬がどれだけ動き、心拍数が変化したか、そしてそれ以外の心理学的な変化などから、ストレスレベルを計測するといったものである。
結果
この結果、レゲエとソフトロックにリラックスし好意的な反応を示したという。
但し、「全体として、異なるジャンルへの対応は、人間と同じように、犬たちが独自の音楽の好みを持っている可能性もある」と強調されている。
つまり、聴き心地の良い音楽を好んでいたということは、人間と全く変わらないのではないか。
身近に感じることはないが、音楽療法なるものが私たちの代替医療としてある。
この研究は、 虐待などでストレスを受けた犬の、リハビリの際などに、音楽によりリラックスさせることも想定されているという。
この結果から推測するに、きっと研究の対象になった犬は、ただうぶな音楽リスナーであるだろう。
もしや、世界中を探せば様々な音楽ジャンルを好む、お犬様も存在するだろう。
あなたの家にいる、お犬様はどういった音楽が好みなのか、試して反応みる価値は大いにあるといえる。(絶対、可愛い。)
想像してごらん?
お犬様をはじめ、様々な動物たちと人間のセッション。とても素敵ではないか。
共に楽しめることがあると、お互いを分かち合うことは簡単なことである。
You, you may say
I’m a dreamer, but I’m not the only one
I hope some day you’ll join us
And the world will be as one君は僕を夢見がちなやつだと言うだろう
でも僕はたった一人じゃない
いつかあなたもみんな仲間になって
そして世界はきっとひとつになるんだ“Imagine – ジョン・レノン”
戦争だけではなく、動物虐待などの悲しいニュースは後を絶たない。
だが、笑みが溢れるような世界を願い、そして祈ることによって、人類だけでなく、他の生き物達ともひとつになれる日が来ることは、そう遠くないのかもしれない。