ムエタイ試合で神判断をみせたレフェリー
判断ミスや誤審で選手やファンからクレームを受けやすいレフェリーだが、先日カンボジアで開催されていたムエタイ試合のレフェリーに称賛の声が上がっているという。
この日、リングの上で闘っていたのはタイのネイマール・パエミンバリー選手とカンボジアのソー・ソラバサナ選手だ。第2ラウンド途中、ソラバサナ選手が右肘で攻撃したかと思うと、パエミンバリー選手は意識を失い後方に倒れかけた。
How quick was the ref's reaction?! The fighter had been totally knocked out ? pic.twitter.com/XbiX6dNjC1
— BBC Sport (@BBCSport) February 16, 2020
が、その時、レフェリーはとっさの判断でパエミンバリー選手の後頭部に手を置き、頭が直撃するのを防いだのである。
通常ならレフェリーは試合に影響を及ぼすような行為はしないはずだが、間近で選手を見ていたからこそ、パエミンバリー選手に試合を続行させることは不可能だと判断したのだろう。そして、同選手がこれ以上負傷しないようにと、身を呈して後頭部を守ったのだ。
このレフェリーの行動には「神判断」「レフェリーの俊敏な動きがすごい」「選手が頭部を負傷しなくてよかった」「このレフェリー、絶対子供がいるはずだね」とネット上でも反響を呼んでいる。
参照元:Twitter、news.com.au