芝生なのに燃えない!?白い綿毛だけが綺麗に燃えていく現象
スペイン北部にあるラ・リオハ州カラオラという街で撮影された世にも不思議な光景が、今スペイン国内で話題となっている。
公園の林の中、白っぽくなった芝生がじわーっと線が引かれるように燃えていく。しかし右側を見ると、青々とした芝生が燃えずにそのまま残っているのである。
火はかなり広範囲に広がっているが、ベンチや木々に燃え移ることはない。
撮影したギル・ロペスさんという男性は目を疑い、すぐに消防に通報。その間、この現象を撮影してネットに投稿した。この不思議な現象は大きく拡散され、「不思議」という声がたくさん寄せられることとなった。
その中で、とあるユーザーがこの延焼のメカニズムを指摘してきた。この秘密は、芝生の上に白く積もっていたポプラの木の種にあるという。
この種は綿毛のように乾燥しており非常に燃えやすく、下にある芝生が燃える前に一瞬にして燃えつきてしまうのだそう。
ちなみに、日本で植えられているポプラからも綿毛がでており、春先になると風に乗ってふわふわ飛んでくることもあるという。
ちなみに、この後に火は完全に消え、芝生も木も完全に無傷だったという。火元はわかっておらず、現在も報じられていない。
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