元AV男優がカエルの毒を使用した儀式を行う
6月5日、スペインで活動する写真家が変死体で発見されたことを地元警察が発表した。
容疑者として浮上したのは、なんと国内でも有名なAV男優だった。
And now for something a little different…
BBC News – Porn star Nacho Vidal held in Spain after man dies in toad-venom ritual https://t.co/7lTMY7lnoG— ✌️??Light Warrior™️??✌️ (@trishmc1958) June 4, 2020
容疑がかけられているのは、ナチョ・ヴィダル(46)と男二人。2005年までAV男優として活動していたが、2012年に脱税や資金洗浄で逮捕されたこともあるなど、なにかときな臭い噂が後を絶たない人物である。
警察の調べによると、写真家の男性の死因はカエル毒。昨年7月に、バレンシアにあるヴィダルの自宅で男性が死亡しているのが発覚したが、その横には、北アメリカ原産のコロラドリバーヒキガエルが発見されたという。
このカエルの分泌物には「5-MeO-DMT」という物質が含まれており、多幸感、落ち込みの減少などが1ヶ月続く効果があるという。南米では宗教儀式などで用いられているというが、非常に強い幻覚作用があるため、日本では禁止薬物に指定されている。
当時ヴィダルらは男性を交え謎の儀式を行っていたとみられており、死亡した男性はこのカエル毒をパイプを使って吸っていたという。
スペインの新聞「El pais」によると、ヴィダルは以前に、Youtube上でカエル毒の有効性をアピールする動画を投稿していたようだ。そのあとに写真家の男性の死亡がわかり、11ヶ月に渡る調査の結果、ヴィダルの逮捕が決まった。
警察は声明を発表しており、「無害だと主張する儀式は、深刻な健康リスクをもたらしまし、影響を受けやすい人や傷つきやすい人、病気や中毒から逃れるために別の方法を探している人などを惹きつけたのです。」と述べている。