デリバリーの男性に突如お客からサプライズ

コロナウイルスの影響で、Uber eatsなどといったフードデリバリーの利用者数が増えている。もちろん、感染の爆心地とも言える中国・武漢でも利用者が激増し、ドライバーは猛烈な忙しさに追われているという。

そんな中、とあるドライバーの男性に心温まる出来事があった。

4月15日、ドライバーの男性がケーキの注文を受け、焼き菓子の専門店に来店。受領書を受け取ろうとすると、男性は呆然とした。

なぜなら、受取人はドライバー自身だったから。

「え、僕に？」と言わんばかりに自分を指差して困惑している男性。何が起きてるかさっぱりわからなかったようで、一旦店を出ようとして、もう一度店のスタッフに確認を依頼。

注文者に電話してもらったところ、間違いはなく・・・ここで、「ドライバーの誕生日だったからプレゼントした」と告げられたという。

男性が所属するフードデリバリー「ウーラマ」では、アプリにドライバーの誕生日などといったプロフィールが掲載されるという。そのため、顔見知りのドライバーがいるとすぐにわかる仕組みになっているそうだ。

男性は道路上に座り、ケーキを開ける。ろうそくの火を吹き消して口にすると、思わぬ人からの優しさに涙ぐんでしまったようだ。

ドライバーには時間はないため、喜ぶ間も無く掻き込む姿が映っていた。

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デリバリードライバーは歩合制がほとんどで薄給。その上に、早く届けないと注文者からマイナス評価をつけられ、注文数が減ってしまうこともある。

そうした厳しい世界で働いている男性にとって、今回の優しさは余計心にしみるものだったに違いない。

これをみた人からは、「歳をとるごとに、こういう何気ない優しさが一層大切だということがわかってきた。」というコメントが寄せられていた。

参照元：Youtube