生きたウナギを肛門から突っ込む
中国で便秘に悩んでいたという50代の男性が、ある迷信を信じて行動にうつしたところ腹部の激痛を訴え、危うく命を落としかけたという。
Doctors said he was close to death while warning others against the dangerous 'folk remedy'.
— LADbible (@ladbible) June 24, 2020
なんとこの男性、体長約38センチの生きたウナギを肛門から突っ込んだというのである。
腸は破裂し感染症を引き起こす
肛門から男性の体内に入ったウナギは腸を突き破っており、その激痛に耐えられず中国広東省東莞黄江病院にやってきた男性はウナギを取り出す手術を受けたというが、もう少し遅ければ死亡していた可能性もあったとのこと。
搬送された時にはすでに敗血症性ショックを起こしており、コミュニケーションをとることも難しかったというこの男性。担当した医師によると、CTスキャン中に腹腔内に異物があったのを確認はできたものの、それがまさかウナギだとは想像もしなかったという。その後、結腸鏡検査をしてその物体がウナギだということが判明したそうだ。
男性の腹部には排泄物や膿を含む老廃物が溜まっておりひどい感染症を起こしていたというが、それらとともに死んだウナギも無事取り出された。
そして、容態が落ち着き医師と会話ができるようになってから、便秘を治したい一心で市場で購入したウナギを肛門から突っ込んだということを認めたそうだ。
実は”ウナギで便秘が治る”というのを信じている人はいまだにいるようで、医師は単なる迷信を信じてウナギを肛門から入れないようにと注意喚起を促している。