今も元気なリナ・メディナは世界最年少で出産したペルー人女性
#UnDíaComoHoy de 1939, la Peruana #LinaMedina se convirtió en la mamá más joven del mundo. ©2016, Can Rosel. pic.twitter.com/xrLVzBdmBQ
— Luís Manuel CanRosel (@CanRoselLuisMa) 2016年5月14日
このペルー人のおばあちゃん、リナ・メディナさんは現在83才。実は彼女は世界最年少出産の記録を持つ女性なのだ!そしてその記録は78年経った今も覆されていない・・・。
1939年5月14日、5才7ヶ月のリナはママになった!
1933年、リナはペルーのアンデス地方の貧しい家庭に生まれた。5才になった頃リナが腹痛を訴え始め、腹部の膨らみに気付いた母親は急いで病院に連れて行った。当初医師は「腫瘍」が出来ていると診断したが、その後の検査で衝撃的な事実が判明した。
なんとリナは妊娠8ヶ月にさしかかっていたのだ!
それから数週間後の5月14日、リナは帝王切開で体重2.7kgの元気な男の子を出産したのである。分娩に携わった医師に敬意を表し赤ちゃんを医師の名前と同じジェラルドと名付けた。
早熟な性的器官を持ったリナ、赤ちゃんの父親は一体・・・!?
出産の過程で医師はリナは5才にもかかわらず成熟した性的器官をすでに持ち合わせていたことを発見した。いわゆる『早熟』というものだ。
一般的に女の子の場合、思春期は11才頃にくるが、早熟の場合、思春期は8歳頃にくるといわれている。そして初潮が来た段階で妊娠が可能となるが5歳のリナに初潮が来ていたかどうかは今現在も解明されていない。
そしてリナを妊娠させたとして実父が近親相姦罪で逮捕されたのである。しかし証拠不十分でその後保釈されることとなった。リナ自身、相手のことについて語ることはなく真相はいまだ闇の中だ。
5才違いの母子は姉弟として育てられた
ジェラルドはリナは姉だと言い聞かされて育った。しかし10才になったときリナは姉ではなく母親だと告げられたのである。彼は骨髄の病気で40才という若さで他界している。
その後リナは幸せな結婚を!そして第二子を授かった!
1970年代になってリナは現在の夫であるラウルと結婚し、次男を出産した。ジェラルドを出産してから実に30年以上が経過していた。
この世界最年少出産に関していまだに信じない人も多いが医師によるレントゲンと生検によって妊娠の事実は証明されている。1900年代前半には中国で8歳の少女が出産、ソビエト連邦で6歳の少女が出産など低年齢出産の報告はいくつかあるがリナの出産によりそれらの記録は覆された。この衝撃のニュースにおいてはどのようにして妊娠したのか医学的に謎も多々残っているが、リナ本人にとっては思い出せない記憶なのかもしれない。
【世界最年少5才で出産したリナ・メディナ!】