四肢がない状態でも健康体
インド、マディヤ・プラデーシュ州ビディシャにて、28歳の女性が赤ちゃんを出産した。しかし報告によると、赤ちゃんは先天性の遺伝子の欠陥により、手足が一切ない状態だったという。
赤ちゃんは染色体異常による”テトラアメリア症候群(無四肢症)“と診断されている。だが健康状態は良好で、すくすくと成長しているという。
他にも、内臓が適切に発達しているかどうかをチェックするために、大きな病院で検査を受ける予定だ。
テトラアメリア症候群はWNT3遺伝子の変異によって引き起こされる遺伝性疾患で、発現するのはきわめてまれ。2011年のスペインの研究機関の調べによると、同様の症状は7万人に一人の割合で発生すると報告されている。
この病気の代表的な人物の中に、オーストラリアの作家ニック・ブイチチがいる。手足がないことで様々な苦難に直面してきたが、それを見事に乗り越え、現在はキリスト教の伝道や慈善事業で活躍している。
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