【注意喚起】手作り石鹸を作っていた24歳女性の顔に苛性ソーダがかかり失明

健康

手作りの化粧品を作っていたインスタグラマーが事故に

自然派のインスタグラマーの影響で、イチから化粧品や石鹸を作ってみたいという方もいるだろう。だが、くれぐれも化学薬品を取り扱っているということを忘れないで欲しい。

今回の女性のように、一生を狂わせてしまうほどの大怪我につながる可能性があるからだ。

事故に見舞われたのは、スペインのインスタグラマー、マルタ・ブストスさん(24)。当時アメリカのシアトルを訪れており、恋人のために長期滞在をしていた。

6月中旬、彼女は自宅で手作りの石鹸と化粧品を作っていたところ、使用していた苛性ソーダが顔にかかり、両目に入ってしまった。

火傷による激痛で地元病院に運ばれ手当てを受けたものの、視力は戻らず、角膜の移植が不可欠と告げられたという。

状態が安定するま4回の手術を受けたというが、その間、コロナウイルスの影響で母親は見舞いに訪れることはできなかった。

現在マルタさんのもとには目の治療に特化した医師が2名ついており、視力の回復を約束しているが、その説明を受けている間、彼女はずっと泣きじゃくっていたという。

地元メディアの報道によると、家族は彼女を救うためにGoFundMeでキャンペーンを実施。当初の目標である7万5千ユーロ(約900万円)を大幅に超え、24万ユーロ(約3000万円)のカンパに成功した。

6月30日にキャンペーンは終了し、「様々な援助に努めてくれた全ての人に感謝します。」とコメント。最終的に手術料金がいくらかかるかはわからないが、角膜移植に成功した後は、残りのお金は慈善団体に寄付することを明らかにしている。

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苛性ソーダは、強い腐食性があり、タンパク質を分解するアルカリ性の物質である。掃除や洗濯にも使われるが、皮膚に付着すれば、ただれや火傷を発生させる。

事故を防ぐためにも、ゴーグルやマスクの使用や水を注がないこと、瓶などの密閉容器に入れないことなど、処理の方法を守って欲しい。

夏休みの自由研究として石鹸作りにチャレンジする人もいるだろうが、苛性ソーダの取り扱いには十分気をつけて欲しい。

 

参照元:Daily starInstagram

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