救助犬の立場が…
スイス原産のセントバーナードといえば、あらゆる犬種の中で最大級の体格を誇り、山で遭難した人たちを助ける”救助犬”のイメージが強いのではないだろうか。
だが、今月24日夜、イギリスで最も標高の高い海抜978メートルの山「スカーフェル・パイク」で、セントバーナードが救助されたと話題になっている。
今回救助されたのは、体重55キロのデイジーちゃん。足を痛めたためか山中で動けなくなり、要請を受けた救助隊16名により約5時間かけて救助活動がおこなわれた。
一緒に入山していたデイジーの飼い主さんによると、この日の夜に天候が悪くなることが予想されていたため、下山を急ぐ必要があったという。長時間にわたる救出作業中にも、水分補給をしたり餌を与えたりとデイジーの体調を気にかけていたようだ。
その後、無事下山できたデイジーは元気そうにふるまっていたというが、救助隊の一人に「デイジーは自分の仲間たちの評価を下げてしまったことに明らかに罪悪感を感じていたようで、ちょっぴり恥ずかしそうでしたよ」なんて冗談を言われてしまったようだ。
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