全裸だろうと家族を守る!!
とあるイギリスの男性が、家族を守るためなりふり構わず駆け出したと、国内で話題になっている。
恥ずかし〜い姿なのに賞賛を浴びているのは、英ミドルズブラ在住のネイサン・マーフィさん(29)。
ご両親とお姉さん、お義兄さん、そして4人の甥と姪とともに暮らしているが、この日の午後5時ごろ、勘違いからひと騒動起こったという。
お姉さんのナタリーさんによると、娘のルーシーちゃん(11)の「お母さん!」という助けを求めるような声が聞こえたことで、パニックを起こしてしまい、家族全員が誘拐されたと思い込んだという。近隣の人たちもそれを聞いてわらわらと外に出てきたという。
そして、容疑はたまたま近くにいた白いバンへむけられた。
当時ネイサンさんは寝室で寝ていたが、外のお姉さんや子供達が叫ぶ声で飛び起きたという。あまりに痛々しい声だったので、誰かが刺されたのかと思って部屋を飛び出した。
お義兄さんが走ってバンを追いかけていった後、ネイサンさんは服を掴んで急いで玄関へ。ところが手に取ってしまったのはズボンではなくTシャツで、対処するのを諦めてそのまま全裸で庭に走っていった。
ところが、車でバンを追おうとした矢先・・・なんと姪はひょっこりと玄関のところに現れたという。不安になった白いバンの運転手が戻ってくるも、完全なる勘違いだったことが明らかになった。
結果、ネイサンさんが恥をかいただけとなってしまい、英メディア「Unilad」のインタビューでは「近所の子供達が見てたので、警察には言わないでもらえればいいんですが・・・」と答えている。
また取材の中で、姉のナタリーさんがネイサンさんに「本当に連れ去られてたらどうしてた?」と聞いたところ、「犯人と全裸で殴り合いをしていたかも」と答えていた。
お父さんに玄関の監視カメラに一部始終が残されていることを伝えられると、「Facebookに載せないで!人に見られるから!」と言ったそうだが、今ではバッチリ投稿されてしまっている。ネイサンさんは非常に恥ずかしかっただろうが、多くの人から賞賛を受け取ったようだ。
今回の事件で確実に言えるのは、ネイサンさんがご家族をとても大事にしているということ。恥ずかしいエピソードではあったものの、彼らの絆は一層深まったことだろう。