愛娘そっくりのラブドールが!
性的虐待から子供たちを救う活動をしている米非営利団体「Child Rescue Coalition」が、今月2日に投稿したこちらの画像とメッセージが物議を醸しているのでご覧いただきたい。
一部の病的な人たちが娘の写真を利用して小児性愛者たちが性的虐待するためのものを作り上げるなんて想像もしていませんでした。そして、こんな不適切な人形をアマゾンが販売していることにショックを受けました。これがアメリカでは合法なのかと自問自答を繰り返しています。
この文章を作成したのは、テリさんという女性だが、8歳の娘カットちゃんそっくりのラブドールが勝手に作り上げられ、それが誰もが閲覧可能なアマゾンで約6万円で販売されていたというのである。
アマゾンはページ削除するもすでに時遅し
8月12日、友人からFacebookでメッセージを受け取り事態を知ったテリさんはショックが隠せなかった。自宅で撮影したという写真が、何者かに盗用されてしまったのだろう。そのラブドールは、髪型や服装、ポーズやぬいぐるみまで、カットちゃんそっくりに作られ、2019年11月以降ウェブ上で販売されていたというのである。
すぐさまアマゾンに連絡を入れ、その4日後にはそのページは削除されたとのことだが、他のウェブサイトでは人形を裸にし使用方法のデモンストレーションをおこなっているものなどもあったといい、すでに小児性愛者らの手に渡ったラブドールを回収することなど不可能なようだ。愛娘そっくりのラブドールが出回っていることを考えだけでも吐き気を催してしまうというが当然のことだろう。
現在アメリカでは、テネシー州、フロリダ州、ケンタッキー州で幼児型ラブドールの使用が違法となっているものの、他47州においては合法となっている。今回の件を受け、テリさんは「Child Rescue Coalition」と協力してアメリカ全ての州においてラブドールの使用禁止となるよう取り組んでいるとのことだ。