英語のオンライン授業中に・・・
9月4日、エクアドル中部の都市アンバトにて、男4名がある住宅に押し入る強盗事件が発生した。これにより、家にいた若い女性一人が被害を受けたが、なんと犯人はすぐに捕まったという。
なぜかというと、強盗にあった生徒はオンライン授業中だったから。
この映像は、当時授業を受けていた学生の一人が録画していたもの。
当時、英語の授業が行われていたというが、画面2段目中央の窓で、何やら異変が。授業の途中なのに、女子学生が後ろを振り返ったところ、不審な男がドアの向こうを横切った。
その後、男は彼女に持ち物を渡すよう脅迫し、証拠動画が残らないようにラップトップを閉めたところで映像がフリーズした。
一番左上で抗議を続けている教授は気づいていなかったが、学生の一人が機転を利かせ、「彼女の両親の住所や電話番号を知ってる人いる?」と訪ねた。そのうちの一人が彼女の電話番号をしっていたため、学生たちが「すぐに電話して」と促した。
幸いにも彼女は無事だったが、強盗は現金と2丁の銃、携帯二つとノートパソコン、ゲーム機を盗んで逃走したという。
クラスメートが通報し動画も届け出されると、警察も捜査を開始。
数日後、内務大臣マリア・ポーラロモ氏はツイッターに「エクアドル警察は、アンバトの家の強盗の主犯格を即座に捉えました。学生はオンラインで授業を受けていたため、事件は動画に記録されておりました。」と報告した。
逮捕された4名は反社会勢力の一部とみられ、アンバト郊外にあるワチ・グランデにて拘束。現在拘留されているが、起訴されたかどうかは報じられていない。