野生のネズミがハッパを食べてしまい・・・
日本では所持が厳しく取り締まられている大麻だが、カナダでは営利目的ではない少量の栽培は合法となっている。
今回取り上げる男性も、持病の治療のために大麻を育てていたというが・・・そのうち、苗がいくつか毟(むし)られていることに気づいたという。
男性が調べたところ、その犯人は意外なものだったという。
なんと、野生のネズミ!!コロンと倒れているが、生きているのでご安心を。
被害にあったのは、カナダ・ニューブランズウィック在住のコリン・サリバンさん。彼はPTSDの治療のため、自宅の庭で大麻を育てて使用しているという。ところが9月に入り、何者かによって2日連続で大麻の苗が荒らされたという。
そうして発見したこちらのネズミ、どうやらかなり大麻にはまってしまったようで、毎回気絶するまで食べていってしまうのだとか。
このジャンキーなネズミのお話はフェイスブックで大きく拡散し、なんと45万人ものユーザーがシェア。「笑いが止まらない!!」「かわいい〜〜」「ネズミも大麻パーティーを楽しんでるね」といったコメントが寄せられていた。
その後、サリバンさんはネズミを保護し、体調不良を起こしてないかチェックしていたという。中毒から完全に回復させるまで、大麻の量を徐々に減らしていき、1週間かけて回復させたのだそう。
こうして大麻に見向きもしなくなった後、「野生に戻してあげる準備ができた」とサリバンさんはフェイスブックに綴った。長い中毒からのリハビリが終わった暁に、ケージから出され、ネズミは自由を取り戻したようだ。
多くの人が野ネズミの健康に対し責任をとったことを賞賛していたが、一方で、「野生動物を飼育するのは賢明ではない」という声も上がっていた。
野生のネズミには、ハンタウイルスやサルモネラ菌といった有害なウイルスを保有していることがあり、噛まれたり触れると感染するリスクがあるという。
可愛らしい画像を見て飼いたくなってしまった方もいるだろうが、くれぐれも、資格を持ったブリーダー以外からは購入しないでいただきたい。
参照元:Daily Star、Facebook