コロナの影響で職を失った客室乗務員
今年8月、英スタッフォードシャーにある自宅に約35万円相当の麻薬を隠し持っていたとして、ルーマニア国籍のアレクサンドラ・フロレンティーナ・ドブレ（27）容疑者が逮捕された。
The desperate woman was hired by a man who she met on a dating app.https://t.co/VFcNAcePNI
— LADbible (@ladbible) September 30, 2020
その後の取り調べで、彼女は今年始めまではロンドン・ルートン空港で複数の異なる航空会社に客室乗務員として勤務していたが、新型コロナの影響で職を失ったことが明らかとなった。
高収入、そして会社から提供されていた住居までを失い、路頭に迷ったドブレ容疑者はデートアプリで知り合った男の言うままに、麻薬の運び屋となり、今回逮捕されてしまったのだ。
生活のために運び屋を引き受けたか
9月末、法廷に出廷したドブレ容疑者は薬物所持を認め、懲役2年の実刑判決を受けた。また、彼女の弁護人はアプリで知り合った男からドラッグディーラーの仕事を持ちかけられ、自宅に麻薬を保管することで家賃を格安にすると誘惑されたと述べている。
男の指示のもとで行動していたことを主張するも、麻薬が地域社会に多くの混乱を招くのは言うまでもない。今回の彼女のようにコロナで職を失ったり生活が困窮してしまった人は少なくないだろう。政府にはそんな人たちに手厚いサポートをお願いしたいものだ。
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