お魚が誤って口に・・・
海で働く漁師は危険がいっぱい。筆者のような素人が考えつくのはだいたい漁船からの転落だが、今回の漁師さんは、今まで聞いたこともないような事故に見舞われ命を落としかけたという。
事故が起きたのは11月初頭のこと。エジプト・ベニスーフにある病院に、息切れや発音困難を訴える男性が緊急搬送されてきた。
医師が診察をしたところ、医療チームの間には衝撃が走った。なんと喉に生きた魚が突き刺さっていたのである。
幸いにも隙間ができていたため、窒息することなく呼吸はできていた模様。魚は内視鏡によって取り出されたが、驚くことに魚はまだ生きていたという。
男性も出血をしていたが元気そのもので、すぐに回復することが見込まれている。担当した耳鼻科医のアリ・アル・ハジリ医師はテレビの取材にて、「あと数分遅ければ窒息していたかもしれない。」と明かしていた。
では、なぜこんなシュールな事態になってしまったのか。地元紙によると、男性はナイル川のほとりの村の漁師だという。その日も漁をしていたそうだが、この小さな魚を見つけた直後に別の獲物が引っかかり、手元を空けるためにとっさに口の中にいれてしまったのだという。
その間、魚は男性に噛まれてホールドされていたようだが、ヌルヌルと口の中を泳ぎ、喉の奥へ入ってしまったそう。
釣ったばかりの魚を口に入れるなんてなかなか考えがたい。これをみたら踊り食いなんてしたくなくなるだろう・・・。
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