売人人生、わずか10分
今年11月20日、イギリス・サウスヨークシャー州メクスバラに住む当時19歳の男が、薬物所持で現行犯逮捕された。
Stick to the day job mate ??
LADbibleさんの投稿 2020年12月10日木曜日
裁判所によると、被告のジコ・オールドハムは当時公園で不審な動きをしており、私服警官2名に呼び止められたという。
所持品の提示を求めると、オールドハムは現金12000円(90ポンド)、怪しいスマホ2台、そして84000円相当のヘロインとコカインが発見された。どうやら片方のスマホは、薬物取引するために使用されていたという。
オールドハムに逮捕歴はなく、今回が初犯だったという。さらに彼の母親によると、彼は家を出てわずか10分から15分しか経っていなかったという。つまり、売人としてわずか10分しか働いていなかった。
一方で、彼は容疑を早い段階で認めたという。これをみて検察は「まだ未熟である」と表現しており、この地域に不慣れであったことが明らかに。メクスバラ公園は、薬物の取引が頻繁に行われる悪名高い場所として有名だという。
さらに母親は、「執行猶予付きの刑は、彼の罪悪感を満たすのにちょうどいい。彼はそれ以来悪いことをしておらず、再犯するリスクは低い。」と擁護していた。
これを受け判事は、彼は麻薬を使用していない健康な青年で、ただ小遣い稼ぎのためだけだったと強調した。
有名な公園で薬物を売ろうとは迂闊な若者である。わずか10分で逮捕するとは、捜査官もお手柄だ。