【DJの卵】トイレでイベントを開いていた天才DJ少年の機器を学校が没収→音楽業界から支援の手が!

カルチャー

才能を放っておかない!

子供の才能を活かす教育をしている学校は、世界を見渡してもほんの一部。ほとんどの学校は、児童が光るものを持っていても、ルールから外れたことを許すわけにはいかないのだ。

今回取り上げる少年も、そんな才能ある子供の一人。なんと、学校にDJ機器を持ち込み、昼休みにトイレで同級生を招待しパーティーをしていたという。

Louise Bellさんの投稿 2020年12月11日金曜日

少年の名前は、カール・ベルくん(12)。彼は12月11日、同級生の男子全員を招待し、トイレでレイブパーティーを開いたという。

トイレにはDJ機器もこっそり運び込んだというほか、ソフトドリンクやチョコバーなどのお菓子もプレゼントする用意周到っぷりだったそう。非常に楽しいパーティーになったことが想像つく。

だが当然にも、その様子は先生に見つかってしまう。カールくんの機材は没収されたほか、強く問題視されたためか母ルイーズさんの元にも電話がはいったという。

このことを、ルイーズさんは面白がってフェイスブックに投稿。大きく拡散され、イギリス国内の各メディアからも注目が集まった。

Louise Bellさんの投稿 2020年12月16日水曜日

ルイーズさんはカールくんを擁護する姿勢をとっており、このように英紙「The sun」に語っていた。

「今年はひどい年でした。そんな中で、みんなを楽しませようとした息子を怒ることはできませんでした。
教員から電話を受けた時、すべて合点がいきました。
その日は朝早くカールは起きていて、もうすでに学校に行く準備もできていました。うちでは前代未聞の事態です。
ですが彼は笑顔でいっぱいで、何か隠していることは想像つきましたよ。」

ルイーズさんは、Snapchatでパーティーを宣伝していたことから、軽食まで提供していたことまで聞いた時、言い逃れできなかったが「面白い子だなあ」と感じたという。

学校関係者はカールくんの行動力や努力に感動したというが、こうした行動は推奨できないとして、機器を没収したという。

これを受けルイーズさんは、「私たちの目からしたら、彼は何も悪いことはしていないように思えます。教師が没収だけでなく叱責もしていたのであれば、私たちは激怒していたかもしれません。」「なぜやったのと彼に訪ねた時、『学校はつまんないし、昼休みにやることがないから』と答えていました。」と明かしていた。

お父さんもこの出来事には、「ヒステリックすぎる」との意見をしており、「頑張れ!」と応援していたという。

Louise Bellさんの投稿 2020年12月16日水曜日

投稿にはカールくんがDJをする動画も添付されていたが、才能に感動する人が続出し、すでに40万回以上も再生されている。やがてこの映像はプロの業界人にも届き、彼の活動を支援しようと、クラウドファンディングも始まっているという。

DJの才能のみならず、みんなを楽しませようと奔走するそのサービス精神が素晴らしい。コロナウイルスの騒ぎが終わったら、スペースを借りて思いっきり楽しんで欲しいものだ!

 

参照元:NY postFacebook

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