家の中でバッファローを飼うなんてワイルドすぎ!
アメリカ合衆国のテキサス州にワイルドすぎる動物をペットにしている夫婦がいる。夫ロニー・ブリッジと妻シェロンは自宅の中でバッファローを飼っているのだ!もう一度言う、『自宅の中』でだ。庭や牧場で飼っているのとは次元が違う。自宅の中でまるで犬や猫を飼うかようにバッファローを飼っているのだ。
バッファローの名前はWild Thing(ワイルドシング。日本語で荒くれ者という意味。)ワイルドシングの体重は約1143キロ。家が壊れてしまいそうだ…。年齢は11歳でバッファロー界では中年。
自宅でバッファローを飼育することになった経緯
ブリッジ夫妻が家の中でワイルドシングを飼うことになったきっかけは、まだワイルドシングが小さかったころに妻のシェロンが家の中で飼おうと言い出したことからだった。大抵はそういう破天荒なことを言いだすのは男性で、妻である女性があきれてものも言えないシチュエーションになるのだが…どうやらこの夫婦は二人とも型破りのようだ。
幸いにも夫妻の自宅にあるドアは全て幅広でワイルドシングが通るにも十分なサイズであった。
ワイルドシングには部屋も与えられている。ペットの部屋と言えばせいぜいベッドを用意するくらいかと思いきや、まるで人間が住む部屋と変わらない。ソファーもあるし、テレビまで完備されているのだ。世界中でどこを探してもワイルドシングよりも甘やかされているバッファローは絶対いないだろう。
ちなみにワイルドシングはアクションものの番組が好きらしい。ゆったり動くニュースなどには反応せず、素早い動きをするものに興味があるようだ。人間みたいな生活をしているとはいえ、野生の本能がそうさせるのかな。
ワイルドシングは食事も二人と同じようにテーブルで食べる。頭の重さだけで約180キロもあるそうなので、同じテーブルを囲むと圧迫感がすごそうだ。圧迫感もそうだが、なにより気になるのはニオイ。バッファローって見た目からイカツイし結構な獣臭がしそうだが、一緒に食卓を囲んでも問題ないレベルなのだろうか…
すっげー洗ってるから、臭いのは臭いのだろう…。
バッファローの性格は?凶暴じゃないの?
バッファローはウシ族になる。同じウシ族にはウシ、アジアスイギュウ、ヤク、ガウル、バンテン、アメリカバイソンなどが含まれる。よく調べてみると、どうやらワイルドシングは『アメリカバイソン』のようだ。
アメリカバイソンと聞くと名前からして強そうだが、性格は臆病で基本的にはおとなしいようだ。とはいえかなりの巨体だけに暴れようものならひとたまりもないが、ワイルドシングとブリッジ夫妻の間には確固たる信頼関係があるので心配ないのだろう。
アメリカバイソンとの生活に憧れる人いる?
動物好きの諸君、こんなアメリカバイソンとの生活に憧れを抱いたであろうか?私は動物好きなほうだが、さすがにバイソンと同じ屋根の下で暮らすのはごめんだ。バイソンに限らず大きな動物と生活するとニオイなどの問題だけでなく、家具や家へのダメージも計り知れない。色んなことを想定してみても、やはりこの夫妻とワイルドシングとの生活は奇想天外な現実なのであった。
参照:facebook