ビクってできる映画シーン7選
豆を投げたり、チョコをあげたりもらったり、世間はせわしない。
しかし、映画好きの諸君!我々は、どんな時でも映画を楽しもうではないか。
本記事では、Youtube上にアップされていた「あなたを飛び上がらせるスーパカット40選(This Supercut Will Make You Jump)」から、選りすぐりの7つをピックアップしようと思う。
作品紹介を交えつつ、”サクっ“と、”ビクっ“としてもらうつもりなので、映画好きになりたい君も楽しめるだろう。
1本目
まずは1本目、主観視点(POV)で屋根裏のような部屋を見渡すと、そこには、、
スペイン映画「REC/レック」(2007)。
ドキュメンタリーチックなホラー映画。
隔離された逃げ場のない空間で、全力疾走で襲ってくる感染者。これを主観視点で体験できる作品である。臨場感に溢れ、物語の構成としても飽きを感じさせないので、最後までハラハラ・ドキドキできるだろう。
1作目がスマッシュヒットし、シリーズ化された「REC/レック」。全6作あるのだが、特におすすめしたいのは、「REC/レック」と「REC/レック2」である。他作品は、これらと比べると劣り、筆者は十分に楽しめなかったのでオススメしない。ストーリー的に楽しみたいのなら、「REC/レック4 ワールドエンド」で完結するので、そちらも見るといいだろう。(しかし、オススメしない)
オススメ度★★★
2本目
少年が見つめる暗い部屋の奥に、女性のような何かが、、
スペイン・カナダ合作映画「MAMA」(2014)。
この動画、女性?の迫り来る勢いにびっくりさせられるが、よく見ると『ムンクの叫び』のようである。これに気づくと恐怖が半減するので注意。
幽霊が子どもを育てるといった描写のある、不思議ワールドな世界観。幽霊のママと人間のママが戦うといった母性をテーマにした作品である。死んでまで子育てをしてしまう、愛が深すぎるゆえに、怨念となってしまった悲しい女性の話でもある。
母性度★★★
3本目
焦った様子の女の子の横にいるクラスメイトが、、
「エミリー・ローズ」(2006)
悪魔に取り憑かれた女性の実際にあった事件を題材に、大部分が実話に基づいた作品。
悪魔物の作品とあって、この動画のように驚かされる部分は少ないが、この作品の内容が実話であると考えるとゾワゾワしてくるものがある。
キリスト教等の悪魔祓いの予備知識があると、より楽しめるものになるはずである。(ハードル高め)
横にいるクラスメイトが、こちらも『ムンクの叫び』のような表情になっていることがお分かりになるだろう。
リアル度★★☆
4本目
怪しげな子どもが、指を口にあて「シー」、、
「フッテージ」(2013)
一家惨殺事件が起きた、家の中で起こる数々の現象に巻き込まれていく主人公たち。
ハリウッド映画にありがちなホラー演出が散りばめられつつも、人気ジャパニーズホラー映画「リング」の要素も含んでいるバランスの良い作品。
驚かされることが分かりながらも、目が離せないといったホラーの王道さに注視していただきたい。完成度の高いスナッフビデオ(実際の殺人の様子を撮影した映像)も必見である。
ハシゴから滑り落ちるのって超痛そう…。
絶句度★★★
5本目
監視カメラに写った部屋の中にいる女性は、何かの不吉な気配を感じている。
「パラノーマル・アクティビティ2」(2011)
大ヒットホラー映画「パラノーマル・アクティビティ」の第2弾。
泥棒対策のために設置した、監視カメラの中で、次々と発生する心霊現象。
目では捉えることの出来ない得体の知れない何かが、主人達を恐怖のどん底に引きずり込む。
「エンドロールの最後に、衝撃の真実が」という冒頭のテロップに親切さが感じられる作品。
この映像の中にいる女性の、たわやかな胸部ばかり見ている諸君は、確実にドキッとしたことだろう。
心霊が行う嫌がらせの地味度★★★
6本目
一人だけの眠れない夜、ベッドから起きるとそこには、、
「エクトプラズム 怨霊の棲む家」(2010)
末期癌の息子の通院のため、病院の近くに母が借りた家がなんと元葬儀場。
住んだばかりの家で起こる超常現象。心霊問題の専門家に相談するも・・・。
1987年、コネチカット州で実際に起こった事件を題材にした作品。
息子の癌は悲しい事実である。しかし敷金、礼金、引越し作業を無意味に、否それだけにはとどまらない不幸の連続。筆者としても、なんともいたたまれなく感じた作品である。
実体化した心霊の顔が怖すぎるのではないか…?
気の毒度★★★
7本目
亡くなった女性の胸にあるペンダントに手を伸ばすと、、
「永遠のこどもたち」(2007)スペイン・メキシコ合作映画
孤児院で育った女性が引き取った、養子の少年には空想の中に友だちがいた。
しかし、なんとその空想の中にいる友だちに少年は誘拐され・・・。
これは、バッドエンドなのかハッピーエンドなのかは、観る人が判断する作品である。
時に胸が苦しくなり、後味がなんとも言えないストーリーで綴られている。
この映像を見るに、「死んだ人が生き返る」という展開は慣れていると自負していたのだが、そこにグロ要素が追加されると驚かざるをえない。
親子愛度★★★
どうだっただろうか?
短時間に、何度か「ビクッ!」としていただけただろうか。
まだまだ寒いこの季節、もっと背筋が凍る思いをしていただけたなら、筆者自身、映画好き冥利に尽きる。
以後、続々と紹介していくつもりなので、興味を持った方は楽しみにして欲しい。
参照元:YouTube