猫がコックピットで大暴れ
コロナの影響で国際線が激減するなか、先月スーダンのハルツーム国際空港からカタールの首都ドーハへ向かおうとしていたタルコ航空のボーイング737機で”ハイジャック事件”が発生した。
登場者名簿になかったこの侵入者は、あろうことかコックピットに入り込み、そこでパイロットに攻撃を仕掛けるなど大暴れをしたという。その侵入者を捉えた写真があるのでご覧頂きたい。
הבוקר ציצתי על חתול שהסתנן לקוקפיט מטוס בואינג 737 של אל על. כך נראה תא הטייסים עכשיו, וואו.
צילום המטוס: עידו וכטל@ynetalerts @CivMilAir pic.twitter.com/HdYoGNh3cV
— איתי בלומנטל Itay Blumental (@ItayBlumental) February 7, 2021
おわかりいただけるだろうか。そう、ハイジャック事件を起こしたのは”猫”だったのだ。
野良猫が機内に侵入か
この珍事を受け、警戒心むき出しで攻撃的になっている猫を捕獲しようと、スタッフらが試みるもお手上げ状態だったという。パイロットにも危害を加え、飛行にも影響を及ぼしかねないと、パイロットは30分前に離陸したばかりのハルツーム国際空港に引き返すことを決断した。
のちの調べで乗客の中に猫を同行させた人はいなかったとのこと。当機は清掃と飛行準備のために格納庫に一晩停泊させていたため、野良猫が侵入していたのではないかという見方が強まっている。
乗客が無事だったのは何よりだが、今後格納庫の厳重な施錠や見回りが必要とされるのかもしれない。