優秀かと思ってたのに…九九すら言えなかった男
「交際中に学歴を詐称されていた!」という事案はよく聞くものだが、まさか掛け算九九すらわからないなんてことが起きるだろうか。だが、教育が完全にいきわたっていないインドにおいては珍しくないという。
今回、この九九が原因で結婚が白紙になったという出来事が話題になっている。
この出来事が起きたのは、インド・ウッタルプラデーシュ州。5月1日のこの日、とあるカップルが結婚式を開いており、会場には両家の家族が集まっていた。
新婦は当初、新郎の男性がしっかり教育をうけた人物だと考えて、婚約を受け入れていた。ところが式中、どうにも彼に怪しさを覚えていたという。
そこで試しに新婦は結婚式のテーブルで、彼に掛け算九九を言ってみるよう提案してみた。しかしなんと、彼は2の段でわからなくなってしまった。
どう考えても、高等教育どころか初等教育すら受けていないようだった。花嫁は愕然とし「基本的な算数すらできない人とは結婚できません!」というと、そのまま式場を飛び出してしまったという。
彼が教育を受けていなかったことは新郎側の家族も明かしていなかった。これをうけ、新婦の姉は「彼は学校すら行ってなかったのかも。新郎の家族は私たちを家族ぐるみで騙そうとした。しかし、私の妹は社会的なタブーを破ることを恐れず式から出て行って、勇敢でしたね。」とコメントをしていた。
両家族はすべての贈り物と宝石類を返品することで、事態を丸く収めたとのことだ。
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