嫌がらせではなく空き巣の手口だった
もし玄関前に豆がぶちまけられていたら、誰しも嫌がらせだと思ってしまうだろう。
何らかの近隣トラブルに巻き込まれてしまったのか、はたまた知らないうちに迷惑をかけてしまっていたのか、不安が頭をよぎる。しかし、実はこのようなケースが多発しているイギリスにおいて、警察官であればその理由は周知の事実なのだという。
8月16日朝、英ノースタインサイド在住の女性は自宅玄関前にインゲン豆の缶がぶちまけられているのを発見した。白いドアも汚れており、一体誰がこんな嫌がらせをしたのかと不審に思ったのだという。
Crime prevention advice
Dulwich Village resident found beans outside their doorstep. This is a tactic used by burglars to check if residents are at home. Check linked article by the Mirror https://t.co/OeAGr9iPzJ
If this happens to you report it to us by calling 101 or online— Dulwich Village Police (@MPSDulwichVllge) August 18, 2021
しかし、女性が元警察官の親類に相談すると驚きの答えが返ってきた。なんとこれは空き巣による下見の手口であり、この豆が掃除されることなく数日間放置されていればそのお宅は留守であると確信し犯行に及ぶことができるというのだ。
衝撃の事実を知ってしまった女性は、多くの人にこのことを知ってほしいと写真を添えてFacebookで注意喚起を促した。その投稿は瞬く間にシェアされ、女性の「自分自身が気をつけるとともに近隣住民のお宅も気にかけてあげてください」という言葉は多くの人の関心を誘ったようだ。
まさかこんな手口で空き巣に入る家を下見しているとは想像すらしていなかったですね。