崖にぶら下がる女性を救助に行くと…
今月上旬、米カリフォルニア州サンタバーバラにあるホープランチビーチ近くの崖に女性がぶら下がっているとの通報を受け、消防隊員らが現場に駆けつけた。
高さ9メートルほどの場所だったために、様々な緊急車両やドローンなどを使って救助活動を試みようとしたのだが、その途中で隊員らはあることに気が付いてしまったという。
At 3:49, SBC rec’d reports of a medical 30 feet down cliff above Hope Ranch Beach. Multi agency response with UTV’s, Drone, Engines and Truck. Ended up being a mannequin from movie shoot days earlier. Passerby’s on the beach noticed and called. Better to call than not! pic.twitter.com/4QAjapkq8U
— Daniel Bertucelli (@SBCFireInfo) October 4, 2021
実はこの女性はマネキンだったのだ。数日前にこの場所では映画撮影がおこなわれており、その際に使用されたマネキンがそのまま残されたままになっていたのである。
そして、このマネキンを人間だと勘違いした目撃者らからの通報を受けることとなってしまったというわけだが、消防隊は「このような場面に直面したら通報をしないよりしてください」とツイートしている。
なんとも人騒がせな事件だが、撮影が終わったのであればしっかりと片付けていただきたいものだ。