TikTokでみた「助けてサイン」がコレだ!
少し前にTikTokで話題となった助けを求めるジェスチャーを覚えているだろうか。誘拐や家庭内暴力など怖くて声を上げることができないときに、助けを必要としていることを片手を使って周囲の人に伝えることができるのだが、このほどそれを実践した少女が無事保護されたというニュースが届いた。
米ケンタッキー州ローレル郡保安官事務所によると、ノースカロライナ州アッシュビル出身の16歳の少女が今月2日から行方不明になり両親から捜索願が出されていたという。そんななか、4日にケンタッキー州の州間高速道路を運転していた人物が、前方を走る車の中から「助けてサイン」を見せる少女の姿に気が付いたのだ。
そのサインとは、手のひらを外側に向けてまずは親指を折り曲げ、残りの4本の指でその親指を包みこむというものである。
警察は通報者の協力を得ながら追跡を続け、男を確保し少女を無事保護することに成功した。少女はTikTokで覚えたというこのサインで助けを求めていたというが、一体どのくらいの時間この仕草を続けていたのかは定かではない。
しかし、このサインを知っている人が緊急事態に気付き、通報したおかげで少女を救出することができたのである。
このような緊急時のサインを知っている人が一人でも多くいれば、助かる人、そして助けられる人が増えることは間違いない。こんな有意義な情報の拡散にこそSNSが活用されるべきだろう。
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