【リモート味見?】ディスプレイ越しに「味を送る」ことができる”味わうテレビ”を日本の大学教授が開発し、世界で話題に!

グルメ

リモート会議や飲み会などコロナ禍で遠隔コミュニケーションの普及は加速した。そこでのコミュニケーションは映像と音が主体だが、今後「味覚」が加わる未来があるかもしれない。

味わうテレビ、TTTV!

日本の明治大学宮下芳明教授が開発した「味わうテレビ」(TTTV:Taste Display with spray-mixing method)が海外ニュースサイトで取り上げられ、世界で話題となっているのでご覧いただきたい。

この「味わうテレビ」は今年10月、明治大学宮下研究室のyoutubeチャンネルで公開されたが、12月23日に海外のニュースサイトで取り上げられ世界的に話題が再燃しているようだ。

味センサで測定した食品の味を記録し、さまざまなフレーバーを混ぜ合わせて再現、食品が表示されたディスプレイにスプレーしそれをなめるというののが基本の仕組みだ。
ディスプレイをなめる、という部分に抵抗を感じる方も多いかと思うが、もちろん画面には使い捨てのシートが張られているので安心だ。

対象は全世界、用途は多種多様!

部屋にいながら世界の料理を味見できることはもちろん、料理人やソムリエの遠隔教育、食品開発や試飲、ゲームやクイズなどいろいろ活用が考えられている。個人的にはダイエットへの活用もいけるんじゃないかと思う。ちょっぴりだけイグノーベル賞的な香りも感じるけれども、すごい発明である。

日本人の食べ物にかける情熱には、海外の人々も脱帽しているのではないだろうか。

より詳しい情報は宮下研究室のオリジナル動画で確認できるのでご覧いただきたい。

参照元:Global NEWSReuters明治大学宮下研究室 youtubechannel

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

この人が書いた記事記事一覧