降雪の際、昼夜を問わず除雪作業をしてくれるソーシャルワーカーの方々には心からの感謝しかない。作業をされている方も皆の利用する交通インフラを守るため、誇りをもって仕事をされていることと思う。
しかし、1月23日、アメリカ・オハイオ州エリー郡のオハイオターンパイクで信じられない事件が起こってしまった。
高速道路の反対車線から除雪車が大量の雪をまき散らす!
映像を見ると、除雪車がかなりの速度で大量の雪を反対車線側にまき散らしている様子がわかる。雪の直撃を受けた反対車線を走行中の車は完全に視界を遮られ、一台の車はコントロールを失いコースアウトしてしまっている。
幸いにも死亡者の出る事故にまでは発展しなかったとのことだが、40台以上の車両が損害を受け12人が負傷したそうだ。
詳細は不明。除雪車のドライバーは54歳の男性
除雪車の運転手が、なぜこのような行為に及んだのか詳細はまだ不明である。
オハイオターンパイクのインフラストラクチャ委員会は、この事件の影響を受けた人々とは損害賠償のために連絡をとっており、事件を起こした54歳のドライバーを休職させ、薬物検査とアルコール検査を受けさせたと語っている。
動画には1千件を超えるコメントがついており、除雪作業をしている方からのコメントも多く寄せられている。
「私は10年以上にわたって多くの状況で除雪作業をしてきたが、これは私が見た中で最も怠慢な行為の1つです。まったく信じられない!」
「これはこのドライバーの一個人の完全なる過失であり、完全に無責任で、容認することはできない。除雪車のドライバーの99%は非常に専門的で礼儀正しい責任あるドライバーです。他のドライバーを非難しないことをお願いしたい。」
「このドライバーはすぐに解雇されるべきです。それがどれほど危険であるかを理解できない場合は、除雪を行うことは言うまでもなく、道路にいる権利がありません。」
日頃、懸命に除雪作業を行っている方々には許しがたい事件であろう。
死者が出なかった事が不幸中の幸い、同様の事件が起きないよう再発防止に努めてほしいところだ。