スパイダーマンに扮した教師に苦情殺到
毎年3月の第一木曜日は『World Book Day(世界図書の日)』と呼ばれる、いわゆる図書の知見を広める日があり、教育施設では様々なイベントが開催される。自分の好きな本を紹介するために、それにちなんだコスチュームを身に付けたりと様々な工夫がなされているようだが、そんななか、教師が身に付けたコスチュームが物議を醸しているという。
今月3日、スコットランド・ウェストロージアンにある中学校『ブロックスバーンアカデミー』で、ランチタイムに英語教師のマーティン・タンストールさんがスパイダーマンに扮して教室に現れた。しかし、そのコスチュームは体のラインがくっきりとわかる全身タイツのようなもので、そこにスパイダーマンを思い浮かべる人はいなかったようだ。
Pupils and parents were said to be shocked by the revealing outfit and complained to the school.
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そして、生徒らが撮影したその姿をみた保護者らから、このコスチュームは不適切だと学校に苦情が殺到することとなったのである。
体のラインがわかり不適切
生徒の親戚とみられる人物がこの様子をTwitterに投稿したところ、4000件を超えるいいねがつき反響が大きかったようだが、「これがワールドブックデーに適切な服装?」「一言でいえば怖い」「トラウマになる」とその多くは批判的な声だったようだ。
事態を重くみたウェスト・ロージアン評議会は、すでに内部調査を開始しているということだが、それ以上の詳細は明らかにされていない。
タンストールさんはイベントを盛り上げようとしたにもかかわらず、選んだコスチュームが悪かったことでこのような批判の対象となってしまったのは想定外の出来事だったことだろう。ちょっぴり気の毒な気もするが、今の時代にそぐわなかったことは確かなのかもしれない。