【猫…じゃないよね】ブラジルの小学校で9歳少年がトイレのドアを開けるとそこにいたのは!?

事件

小学校のトイレにピューマがいた!

このほど、サッカーの試合で訪れていた小学校のトイレで少年がとんでもない場面に遭遇したと報じられた。当時撮影されていた動画が公開され、話題となっているのでご紹介しよう。

事件が起きたのは今月21日、ブラジル・ノバリバにあるマーサ・ドラモンド・フォンセカ市立学校で、デビッド・ミゲルくん(9)はトイレへ行ったという。しかし、トイレのドアを開けるとそこにはとんでもない動物がいたのだ。

野良犬でも野良猫でもない、なんとピューマがいたのである。

ミゲルくんは驚きながらも父親(34)のもとへ駆け寄って助けを求め、父親が再度確認するとそれはまぎれもないピューマだったという。その後、通報を受けて現場に駆けつけた警察やブラジル環境再生可能天然資源研究所によってピューマは捕獲され安全に森へと返された。

森林破壊により動物が町に出没か

ミゲルくんはメディアに対して当時の状況をこのように話している。

ピューマは僕に対して唸り声をあげたんだ。心臓が止まるかと思ったよ。

負傷者が出なかったのはまさに奇跡だが、獣医師のマルコス・モウラオ氏は今回の事件は動物と人間の間の対立であると懸念を示している。近年、森林の減少や火災など森林破壊が相次ぎ、動物たちの生息する場所が失われてきているという。その結果、今回のように野生動物が人間の暮らす町に出没するケースが増えているそうだ。

小学校のトイレでピューマが発見されたのは驚きだが、その背景には人間がつくりあげてしまった環境問題が関係しており、多くの人が考えさせられる事件となったようだ。

参照元:TwitterThe Indian Express

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sugi

海外生活に憧れ日本を飛び出した、考えるのは苦手な即実行型。自称人生経験豊富だがフリスクの開け方をつい最近知った実は箱入りアラフォー娘。

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