箱が空高く宙を舞い庭へ投げ入れられる!その瞬間を見事に捉えたこの一枚。これは一体何の写真なのか?

おもしろ

まずはこの写真を見て頂きたい。
何かの箱が空中を舞う瞬間をとらえたもの。一見、芸術写真か映画のワンシーンを捉えた画面のようにも見えるが・・。

これが、実は「配達の証明写真」だという。
・・・・。

この写真の投稿主は、イギリス在住のフィル・ホリングスワース氏52歳。彼は“The Perfume Shop”でエルメスの香水を注文した。そして、数日後、スマホに届いた商品の到着連絡を見て、唖然としたという。

フィルさんはこう語る。

香水店から到着連絡を受け取り、添付されていた写真を見て、『なんで鳥が写ってるの?』と思いました。

そして、眼鏡をかけて写真をよく見て、『私宛の小包かもしれない・・。』と気が付くまで、それが何であるかを理解することができなかった。

フィルさんは急いで家に帰り、フェンスで囲まれた中庭を覗くと、やはり小包が裏庭に転がっていたという。
幸いにも小包の中身の香水は無傷だった。

とはいえ、さすがにフィルさんは香水店に連絡をとりクレームを入れた。
当初、先方からの反応は薄く、フィルさんも憤慨したそうだが、だんだんと彼はこの写真が面白くなってきてしまったそうだ。

フィルさんは、

「この配達員は、少なくとも20~30フィートある距離をフェンスを越え、見事に庭へ小包を投げ入れている。しかも、その高度は国際宇宙ステーションの上空を通過してもおかしくないほど高い。すごい投擲技術だ!」

とも述べているという。確かに、この配達員の肩、尋常のものではない・・。そしてその強肩だけでなく、瞬間をとらえる撮影テクニックもすごい。
しかし、配達にはもう少し違った能力が必要なのは言うまでもない。

最終的にフィルさんは香水店との交渉の結果、次回の買い物からいくらかの割引してもらうことで話がまとまったそうだ。
割引してもらい小話のネタにもなった、ということでフィルさんにとってこの件は結果的にはメリットが多かったのかもしれない。

とはいえ、自分宛の小包がこんな扱い受けたらイヤですよね。日本の配達員さん、いつも丁寧に配達してくれて感謝しています!

参照元:LadbibleTwitter(1)Twitter(2)

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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