デビッド・ベッカムは亡き女王に敬意を表するために、弔問の列へ午前2時に加わり12時間以上並んだ

カルチャー

2013年に現役を引退した英国サッカーのスーパースター選手、デビッド・ベッカム氏がエリザベス女王の弔問の列に並んでいるのが目撃され話題となっている。

誰もが知るスーパースターである彼は、16日の深夜2時にこの行列に加わったという。
女王の棺は、女王の葬儀が行われる9月19日まで一般の人々が見学することができる。

ベッカム氏は一緒に列に並んだ人々と気軽に交流しているようだ。Twitterにもその様子が投稿されている。

ベッカム氏は自身「王室の大ファン」として育ったため、ウェストミンスター・ホールに鎮座する女王の棺に敬意を表すためにここに来た、と語っている。9月8日に96歳で亡くなったエリザベス女王の棺は、14日にバッキンガム宮殿から運ばれ、19日の国葬の日までここに安置される予定だ。

”午前2時に来れば、行列は少しましかと思ったんですが、それは間違いでした。みんな同じ考えだったね。”

”ここにいる人たちは、あらゆる年齢層です。84歳のご婦人が歩いていた。90歳の紳士も歩いていた。誰もがこの体験の一部となり、女王陛下が私たちにしてくれたことに感謝するために、ここにいたいのです。”

と彼はインタビューに答えている。
ベッカム氏が普通の市民同様に行列に並ぶことを決めたのは、一部の英国の政治家が行列をスキップすることを許可された、と報道機関が報じたためのようだ。

その端正なルックスと偉大な業績から忘れられがちだが彼はロンドン生粋の下町生まれ。1975年にロンドン北東部に位置する下町レイトンストーンに配管工の父と看護師の母の間に生まれ、そのコックニーなまりは英国下町っ子の典型的なものとよく言われる。

ベッカム氏はこの日のためにフォーマルなスーツ、ブラックタイ、フラットキャップを身にまとい行列に加わった。その佇まいと行動は、英国の魂の良い面を体現していると言えるだろう。

参照元:InsiderTwitterWikipedia

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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