新国王に寄り添う只者ではない男
女王エリザベス2世の逝去にともない、9月10日にイギリスの新国王チャールズ3世が即位した。
この新国王に影日向なく寄り添い、身辺警護をする恰幅の良い男性がいる。彼は『傘に見立てた銃=ガンブレラ』を持つ超一流のスパイに違いないと英国では噂されている。その彼の活躍ぶりをご覧頂きたい。
@kyletillerr Bro is too smooth! #IfyouKnowYouKnow ♬ Gangsta's Paradise (feat. L.V.) – Coolio
この映像は、とあるTikToker(@kyletillerr)がまとめたもの。チャールズ国王が公共の場に姿を見せるときは、いつもこの独特のヒゲをたくわえた男性が傍らに寄り添っている。スーツでバシッと決めたその風貌。明らかに只者ではないオーラを漂わせている。
ある時、チラリと上着がめくれるとその懐には黄金に輝く拳銃が!
そして、またある時は傘を手にして警備員たちと共に打合せしているのが目撃された。この『傘』がまた不自然に大きい。
この映像をみた英国の人々の妄想は膨らんだ。多くの人が映画『キングスマン』のコリン・ファース演じるハリー・ハートを思い浮かべているようだ。
人々は彼の傘を「ガンブレラ」と呼び、とある諜報機関の人間であると確信している。なお「ガンブレラ」の使用法は下記をご覧いただければよく理解できる。
妄想をたくましくする英国の人々
スパイ物の本家本元であるイギリスの方々はこの映像に素早く反応し、
“彼が持っているのはGUNBrellaだ!傘ではない”
“沈黙の暗殺者 “”彼を次のジェームズ・ボンドにしてほしい。素晴らしい紳士だ”
“このヒゲはどうなのかな?手入れしてるの?そもそも目立ちすぎじゃないか”
“いや、このヒゲは変装にちがいない。この風貌だと人種も良く分からない感じだ。これこそ本物のスパイだ”
“彼はとてもハンサムね!“
等々のコメントが映像に寄せられた。
なお、女王エリザベス2世の国葬は9月19日に執り行われた。大きな問題は起きず、亡き女王の棺は無事ウィンザー城に運ばれ埋葬された。96年の生涯を国への奉仕に捧げた女王は今は静かに永遠の眠りについている。
今回のヒゲをたくわえた男性が名うてのスパイなのかどうかはさておき、国葬の際も彼はどこかでチャールズ新国王に寄り添っていたに違いない。
ひるがえって、明日27日は我が国でも安倍元総理の国葬が行われる。その是非はさておき、こちらも沢山の運営関係者の方々が奮闘されるはず。無事何事もなく葬儀が終わることを祈りたいものである。