腹部から63本のスプーンが摘出される
精神的ストレスなどが原因で、栄養価のない食品以外のものを食べ続けてしまう”異食症”。これまでにもedamame.では乾電池55本を飲み込んだアイルランドの女性や7キロ分の金属を食べたインド人男性などを記事にしてきたが、普通の人が「一体なぜ!?」と思うような物を食べてしまう恐ろしい摂食障害のひとつである。
そんななか、またもやこんなニュースが飛び込んできた。
先月、インドのウッタル・プラデーシュ州ムザファルナガルの病院に腹痛を訴える32歳の男性が運ばれてきたという。医師がレントゲンを撮ると、そこには何十もの金属製のスプーンが映っていたのだ。
In another incident of doctors finding bizarre objects in people's stomachs, doctors in India recently removed 63 spoon handles from the stomach of a man who had become addicted to eating cutlery.https://t.co/kO0kkcUJjD#OMG #India #QueimaPeriver#GDNNews #GDNOnline pic.twitter.com/526RZEIjAe
— Gulf Daily News (@GDNonline) October 1, 2022
そして、約2時間かけて手術をおこなった結果、男性の腹部からは計63本ものスプーンが摘出されたというのである。
一部報道では男性は異食症であったとのことだが、その一方で男性は数年前から薬物依存治療センターに入っており、そこで無理矢理スプーンを飲み込むことを強要されたと主張しているという。現段階では当局にそのような苦情は上がってきてはいないようだが、もし男性の主張が本当だとするならば家族は近いうちに薬物依存治療センターに対して訴訟を起こす可能性があるとのことだ。
本人の意思だったのか強要されたのか真相は不明だが、結果的に63本ものスプーンを飲み込んだ男性の心身のケアが必要とされることだろう。
参照元:Twitter、India Today