五つのピンク色の“アレ”を持っているように見える奇妙な海洋生物の画像が拡散され、人々は当惑そして興奮

動物

12月1日、イギリスの動物学者・植物学者として著名なサー・デイビッド・アッテンボロー氏の“パロディアカウント”に公開されたツイート画像が話題を呼んでいる。

その画像は奇妙な形をした海洋生物を写したもの。ずんぐりとしたヒトデのような形でピンク色。丸みを帯びた五つの突起を持ち、突起の先端中央にはなにやら男性には見慣れた造形が・・・。

投稿のキャプションにはこうある。“ファイブ・ディック・スターフィッシュは捕食者を追い払うため、愛の杖を振りかざす!”

この海洋生物、実のところ正式名称は「コリアスター・グラニュラタス」といい、日本名で“カワテブクロ”と呼ばれるヒトデの1種。日本名は野球のグローブのような見た目が由来となっているが、その先端はグローブというよりはほぼ「ペニス」。人間の性器に似た形態を持つ生物としてはかなり上位に位置すると言えそうだ。

そして、このツイートの元ネタは東南アジア・フィリピンにあるRVS Fishworld社の動画の模様だ。
この会社は主に生きた海洋魚と無脊椎動物を世界中に輸出している専門業者。同社のFacebookページ上にはその“カワテブクロ”の動画が掲載されている。

テンション高めにその美しさを解説してくれている。なんとも美しくユーモラスなその姿は、東西問わず多くの人々の心を掴んで離さないものがあるようだ。

ちなみに、このカワテブクロは熱帯地域の水深40メートルまでの海域に生息、腹部の口を使って腐肉や小さな無脊椎動物を捕食して生活している。
最大成長半径は約27cmにも達し、他のヒトデと比べてもかなり大きい。さらに彼らは驚くべき再生能力も持っており、捕食者に攻撃されダメージを受けると新しい腕を生やすことができるとも言われている。

その形態や生態に興味を持たれた方向けに、類似の生物について当サイトedamame.の過去記事を3件ほど下に記載した。
リンクをぜひご覧頂きたいが、“そのまんま”の画像も多いので閲覧には何卒ご注意いただきたい。

■ カリフォルニアの海岸を、ご立派なピンク色の「ユムシ」が覆い隠す!
■ 【ペニスワーム】ダイバーが海底で遭遇した生物が男らしすぎると話題に
■ SNSに投稿された海の生物が卑猥なものにしか見えないとネット上がザワつく

生き物や自然って不思議ですね!

参照元:TwitterDailyStarWikipedia

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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