セイウチの「自慰行為」が原因で英国観光地の大晦日の花火が中止になる

動物

2022年12月31日、セイウチの自慰行為のために大晦日の花火大会が中止されるという珍事が起こった。
場所はイギリス北東部の海辺の観光地スカボロー。30日の夜、港に予期せぬ珍客がやってきた。

それは”セイウチ”。
この乱入者は”トール君”と名付けられ人気者に。

このとおり彼は波止場に居つき、自宅のリビングのごとくくつろいでしまったのである。

このトール君の出現にスカボロー市当局は激しく動揺した。というのも、翌日大晦日の夜には新年を祝う花火大会が予定されているのだ。そしてその点火場所は彼のいる場所の近く。とりあえず、トール君の居座った地域付近は市当局によって封鎖された。

そしてこのトール君、くつろいでいる間に自慰行為をしているところを目撃されたと伝えられている。

・・・。

この騒動に対して、野生動物保護団体「英国ダイバーズ・マリンライフ・アソシエーション」はスカボロー市議会に対し、この動物に迷惑をかけないよう予定していた花火大会の中止を勧告した。

スカボロー市議会はこの状況に「大変失望した」と述べたものの、最終的にトール君の安全が優先され花火大会は中止となった。
さらに残念なことにこの中止決定の数時間後、年が明ける前の夜にトール君は大海原に帰って行ったという。

スカボロー市の住人リチャード・コールソン氏 (51 歳) は、この騒動についてPA通信社に次のように語っている。

”すごい車と人だった。トール君はすごい注目を集めてたよ”

”あんな巨大なセイウチは初めて見た。スカボローの海岸線でアシカはよく見るけどそれよりかなりデカイ”

”あのサイズのものを見ると、自然に敬意を払いたくなる。大きかった。私の腕よりもずっと。・・牙の話だよ!”

参照元:indy100newscomauhqtwitter

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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