ヘリは、こんな線を描く。マルタ共和国の国軍パイロットがこんな”男らしい”飛行パターンをやってのけ話題に!

おもしろ

世界的に人気の国際航空機追跡ウェブサイト『flightradar24.com』のツイートが話題である。

その内容は、地中海の島国マルタ共和国所属のヘリコプターの飛行パターンを表示したものだ。
キャプションには「一方、マルタでは・・。」とある。

このツイートは、マルタ共和国コミノ島上空における同国軍所属ヘリコプターの異常な飛行経路を表示したものだ。フライト時刻は1月15日の朝であった。
フライト番号“AS1429”が示すこの一連の精巧なループは、地図上で見るとまるでペニスの輪郭を示しているかのように見える。

ツイッターユーザー達はこの画像に眉をひそめた後、気を取り直して早急にこのヘリコプター機体を特定したという。

このヘリコプターの機体は『アグスタ・ウエストランド製AW139中型双発ヘリコプター』。メーカーのウェブサイトによると”複数のミッションに適応可能”かつ”優れた性能”を誇る航空機だそうだ。

この件を報じたマルタの地元紙「Times Of Malta」によると、マルタ軍(Armed Forces of Malta, 以下、AFM)は16日の夕刻、取材に答えている。
AFMの広報担当者は、flightradar24によってツイートされたこの画像は「文脈を無視して作成されたものだ」と述べているという。
そして、

「このヘリコプターは低高度を飛行していたため、飛行追跡は分割されており、完全な飛行経路を示してはいません」

と、分かるような分からないような曖昧な説明に終始しているようだ。

勿論、この画像を目にしたユーザー達はこの説明には納得ぜず、ある人はそれが”パイロットの仕事の最後の日だった”のではないかと推測した。また他の人は、地図の下部に偶然にも存在している「Popeye Village(ポパイ村)」に目を付け、ほうれん草を食べると超人的パワーを出すセーラー服姿の小男”ポパイ”が象徴する男性性と今回の珍飛行との関連に着目している。なお当サイトedamame.でも過去に、スポーツ解説中に完全体のチンチンが描写される、という記事をご報告させて頂いているが、この件と比べてみても今回のパターンはどうも意図的な臭いが強いように思えるが如何だろうか?

なお、今回の騒動について「Times Of Malta」紙は、これまでのところこの珍飛行の目的が何であったか、国税を利用しての燃料の使用とパイロットの時間を正当化できるかどうかは不明のままだ、と述べている。

また今回の件に似たような事例として、2014 年にマルタ航空の機長がプロポーズの一環として、シチリア島の空にハートマークの飛行パターンを作成したという例があったとも同紙にはある。今回の飛行パターンにはそんなロマンス要素は皆無だが、裏には何かドラマがありそうな気がしないでもない。映画”トップガン”のスピンオフの元ネタ位には・・・、ならなそうですね。

参照元:Times Of Maltatwitter

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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