自分のペニスは小さい、と感じると高価で速い車が欲しくなるという事実が証明されてしまう!

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スポーツカーを欲しがるのは、“自分のペニスが小さいことを気にしているからだ”とイギリスの心理学者が確認したという。

フェラーリやランボルギーニ、ポルシェ、NSXなどの人が羨やむ高級スポーツカーを所有し、街でこれ見よがしに乗り回す行為の根底には心理的な何かがある、と感じたことのある人は多いのではないだろうか?

ただ、そう感じるこちらの心の裏に妬みや嫉みがあるとも感じられ、なかなか大っぴらには言いだし難いものだ。
しかし、この度ロンドン大学の研究者たちがこの話の科学的な裏づけの一端を掴んだ、とする論文を発表し話題となっている。

この論文は先月10日に公開されたもの。素早く論文を公開できる心理学分野のプレプリント・サーバー”psyarxiv.com”に

・Small Penises and FastCars :Evidence for a PsychologicalLink
 (小さなペニスと速い車:心理的関連性の証拠)

という標題で公開されている。
執筆者は、ロンドン大学実験心理学科のダニエル・C・リチャードソン氏、ジョセフ・T・デブリン氏、ジョン・S・ホーガン氏、チャック・トンプソン氏の4名の研究者。

この実験では、まず男性が自分の”ペニスの大きさに”ついて意図的に誤った平均値を教えられる。その上でスポーツカーを含む特定の贅沢品に対する興味がどう変化するかを計測したという。

具体的な実験手順は下記のとおりだ。

・まず7秒間「ペニスの大きさについて”誤った平均値”」を提示される。(誤った平均値の大の値は18cm、小の値は10cmとされた)
・その後、贅沢品の写真を見せられる。
・その商品をどの程度所有したいと思うかを評価させられる。

その結果、「実際よりも大きな平均サイズ」を教えられた被験者たちは、主観的に自分のペニスは小さいと感じさせられることになる。そして、その被験者群においては、他の被験者群と比べて”スポーツカーを所有したい”と思う度合が高いことが判明した。この結果は特に30歳以上の男性について顕著だったという。なお、他の贅沢品についてはこのような相関関係は見られなかったそうだ。

もちろんあらゆる科学的研究と同様、この研究にはいくつもの欠点がある。まず、18歳から74歳の男性200人という少ない被験者数がひとつ。また、被験者全員が英語話者であり、特定の価値観や性器に関する特定の文化的前提を持っている可能性が高い点。さらにこの研究論文では、男性たちが他にどのような「贅沢品」を評価するよう求められたのかも明らかにしていない。

とはいえ、なかなかの珍研究であり、今年のイグノーベル賞での評価が期待されるような内容で大変興味深い。

ただ、我が国日本においては「ペニスが大きかろうが小さかろうが、俺はスポーツカーが大好き!」という漢が沢山いる事を最後に申し添えておきたい。

参照元:psyarxivjalopnik.comtwitter

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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