巨大な人工乳房で話題を呼んだトランスジェンダー教師、普段は男性の恰好をしていることが判明しさらなる物議を呼ぶ

カルチャー

トランスジェンダー教師の胸が話題を呼ぶも・・

昨年9月、カナダの高校に勤務するトランスジェンダー教師が世界的な話題となった。

記事にあるとおり、カナダ・オンタリオ州にあるオークビル・トラファルガー高校の技術科教師ケイラ・レミュー氏は、トランスジェンダーの女性である。話題を呼んだのは、そのあまりに巨大な人工乳房。この格好で授業をしている様子がSNSに投稿されるや物議を醸した。

そして、今月17日アメリカのタブロイド紙「NewYork Post」紙による追加取材により、彼女は学校を出た日常生活においては一般男性と変わりない恰好をしていることが判明し、再び話題を呼んでいる。

以前から、ケイラ氏の授業の様子やその恰好には保護者からの苦情が寄せられていた。しかし、ハルトン地区教育委員会は、教師らのジェンダーの権利を尊重するため、ケイラ氏を擁護する姿勢を取っていた。

だが、その映像がSNSで拡散されるや大きな注目を浴びてしまい、爆弾予告やケイラ氏殺害の脅迫まで受けたという。
現在も高校とケイラ氏の自宅周辺には私服警察が定期的に見回っているという。

プライベートでは男性の恰好で過ごす

そんな中、NewYork Post紙の追加取材により、ケイラ氏の日常生活の様子が明らかになった。

ケイラ氏の匿名の隣人からは”彼は人工乳房を極めてまれにしか装着しない”、”彼は学校での授業のためだけに胸を付けてる。たまに散歩に行くときや、警察が来たときにもね。”との証言が得られたという。

隣人たちの証言によると、ケイラ氏が巨大な人口乳房を付けているのを始めて目撃されたのは昨年5月頃だそうだ。それ以来、近所の人々はケイラ氏が常に女装している訳ではなく、女性よりも男性の格好をして集合住宅を出て行くことが多いのを見てきたという。

記事にはスウェットパンツ、トレーナー、グレーのTシャツ、ネイビーのベストを着た一般の男性と何ら変わりない恰好でケイラ氏が街を歩く姿が掲載されている。

学校の生徒の親であるセリーナ・クローズ氏は、NewYork Post紙の取材に答えて、

「ケイラ氏は女性として自分自身を表現するための移行期間中なのだ、と学校側は両親に伝えてきた。」

「男性の格好をすることに問題があるのは、ケイラ氏の外見が学校を大混乱させているからだ。プライベートでは男装するのに、どうして学校ではあんな恰好なのか?」

と怒りの声を寄せている。

ケイラ氏はプライベートでは、脅迫犯などの目をくらますためにあえて男装していると取れなくもない。しかし、隣人の証言によると大きな話題となる前からプライベートでは男性の姿が多かったとの事で、状況は混沌としているようだ。

ハルトン地区教育委員会は、NewYork Post紙のコメント要請にはまだ対応していないという。今後の行方を注視してゆきたいところである。

参照元:NewYork Posttwitter

あなたにおすすめ

記者紹介記者一覧

ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

この人が書いた記事記事一覧