準々決勝進出を決めたプエルトリコ
3月15日(日本時間16日)、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の1次ラウンド・プールDの第4戦がおこなわれた。勝者が準々決勝進出となるこの重要な一戦で、2013年大会の優勝国でもあるドミニカ共和国に対して5−2で劇的勝利を収めたプエルトリコだが、選手らが歓喜しているなかで悲劇が起きてしまった。
3者連続三振をとった守護神E.O.ディアスに駆け寄るようにマウンドにチームメイトらが集まったのだが、動画ではディアスがその場に倒れて右足を負傷した様子がみてとれる。
自分で歩くことはできず、結局車椅子に乗ってグラウンドを後にしたが、これには本人はもちろん、チームメイトであり弟のアレクシスも涙がこらえきれない。
勝利を喜ぶなかで起きた悲劇
昨オフに救援投手として史上最高の5年1億200万ドル(約150億円)でメッツと契約更新したディアスだが、一部では膝の負傷が報じられており明日以降に精密検査をするという。しかしながら、WBCは短期決戦のため、準々決勝での復帰はほぼ絶望的だともいえるだろう。
WBCはメジャーリーグのシーズン目前に開催されることもあり、最も恐れていたことが現実的に起きてしまった。今は彼の怪我の具合が軽症であることを願うとともに、今夜おこなわれる準決勝進出をかけた日本対イタリアの一戦を全力で応援したい。
参照元:YouTube
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