今月初め、中国南部の四川省のマンションのエレベーターで少年が事件を起こしその監視カメラ映像が拡散され話題を呼んだ。

映像では、ヤギを引いた少年がエレベーターに乗ろうとしている。少々理解しがたい状況である。そして乗るのを嫌がるヤギ。それをよそにエレベーターのドアは閉まってしまい・・・。

映像では、少年は腰に紐を巻き付けてエレベーターに乗ろうとしている。その一方の端には何故かヤギが繋がれている。当然ヤギはエレベーターへの搭乗をかたくなにいやがる。そうこうしている間にドアは閉まり、エレベーターは下降を始める。

そして、腰に紐を巻いた少年はエレベーターの移動に引っ張られ宙に上ってしまう！

幸いにも、同乗していた中年男性が少年の腰に巻かれた紐をなんとか解いてエレベーター内の惨事は免れた。しかし、残念ながらフロアに取り残されたヤギは死亡したという。

動画のコメントには
「ヤギはおもちゃではないし、エレベーターに持ち込むときに首にリードをつけるのおかしいよ！」
「かわいそうなヤギ！」「エレベーターにヤギを持ち込むってどんな状況？」
「もし、この男性がそこにいなかったら、子供もヤギも死んでいた。少なくとも 1 人の命は救われた」
「幸運な小さな男の子、不運な小さなヤギ・・」

といったこの不可思議な状況についての疑問が寄せられている。

何とも理解しがたい今回の事件。同乗の男性がドアに手を当てて、閉まるのを止めなかったことも謎だ。中国のエレベーターにはそういった機能はないのだろうか？

状況は全く異なるが、今年の2月アメリカでエレベーターを待っていた男性、目の前に宙吊りになったワンコが！という事件も起きている。

あまりに日常に溶け込んでいるために、その危険性を意識することが少ないのがエレベーターである。エレベーターに乗る際は細心の注意を払う必要がある事、改めて肝に命じたい。

参照元：Youtube