迷い犬を見つけたら謝礼金1千万元(1億9千万円)!→発見後5千元(約9万5千円)に減額した中国人男性に批判殺到!!

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迷い犬を発見したら1億9000万円!?

迷子となった愛犬を発見した人へ1000万元(約1億9000万円)の報奨金を与えると約束していた中国人男性がその約束を破り、代わりに5000元(約9万5千円)だけを謝礼金として提供したという。この事件は、瞬く間に中国国内で広まりソーシャルメディア上で論争を巻き起こしている。

この犬の飼い主は中国・河南省に住むヤンという姓の男性で、愛犬は8歳になる「ティアンラン」。ティアンランは退役軍用犬だという。今月9、ヤン氏は鄭州市の北龍湖周辺で飼犬が行方不明になったとの通知を投稿した。多くの人々の協力を促すため、ヤン氏は多額の報酬を約束した。

「重要な手がかりを提供した場合、賞金200万元(約38万円)を提供します。犬が無事に発見され返還されれば、賞金1000万元(約1億9000万円)が支払われる」

タン氏は愛犬ティアンランが「国家に貢献してきた」と述べ、誰かが犬を傷つけた場合「正義を求めるために全力を尽くして報復する」と警告も発した。

この高額すぎる謝礼金は、もちろん大きな注目を集め多くの人がティアンランを探すため北龍湖に向かったという。

24時間もかからず犬は発見されるも・・・

捜索の結果はあっけなかった。
同日の午後3時40分、とあるグループのメンバーが犬を見つけたと主張し、後に鄭州野良動物養子縁組センターにてそれが確認される。

だが、愛犬ティアンランが1日も経たずに発見されたにもかかわらず、ヤン氏は厚顔無恥にも謝礼金の約束を守らなかったという。
地元・河南放送によると、ヤン氏は発見者に5000元(約9万5千円)の賞金しか与えなかったという。とんでもないちゃぶ台返しである。

この恐るべき減額謝礼金に関する情報は中国版ミニブログ「Weibo」で瞬く間に拡散され、多くのSNSユーザーがこの状況について怒りを表明した。

「人間間の信頼関係は完全に崩壊した!」「この種の報酬通知には法的効果はないのですか?」「発見者は飼い主を訴えるべき!」
「たとえ訴訟が起こされても、裁判所はそもそも1000万元の報酬を支持しないかも」

等々。中国の司法関係者によると今回の行為は契約違反に当たるといえるが、実際に契約を強制するのは難しいだろうとのことだ。

この事件の結果、ヤン氏は警察により15日間の行政拘留下に置かれたというが、ヤン氏の処遇については今のところ定まっていないようだ。

この行為は契約違反に当たるといえるが、実際に契約を強制するのは難しいだろう、と中国の法律関係者は語っている。

「常識と基本的価値観によれば、犬はこれほど高い価値を持つとは言えない。裁判所は飼い主側の抗弁を認める可能性が極めて高い」

とのことだ。

「発見者はしぶしぶ5,000元(約9万5千円)を受け入れ、さらなる法的手段を講じないことで終わる可能性が高い」

とも。

何ともモヤモヤする今回の事件。きっと愛犬を愛しむあまりの行動であったと思いたいが、隠れてほくそ笑んでいるという可能性もなくはない。

ともあれ、かわいそうなのは迷子になったティアンランである。ここまで話が広まったらば、誘拐などのターゲットにされかねない。ヤン氏にはテイアンランの犬小屋のセキュリティを今まで以上に高める必要がありそうである。

参照元:South China Morning PostYoutube

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ひろしげ

海外渡航経験はハワイ、イギリス、ニュージーランド。大陸に憧れと恐れを抱く典型的島国の人です。趣味は大仏巡り。牛久大仏を擁する茨城県が魅力度ランキング最下位というのは納得できない。

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