カースタントに失敗し地上に落下
映画などの撮影において、危険なシーンではスタントマンの出番となるが、いくら彼らがその道のプロだからといっても決して失敗しないわけではない。
先月末に海外メディアによって公開されたのは、ロシアの北オセチア=アラニアで、建物の屋上からその横の建物に車で飛びうつるというカースタントの映像だ。車は加速し、緩やかな弧を描いて隣の建物に着地するはずだったが、これが大失敗に終わってしまった。
車を運転していたのはエフゲニー・チェボタレフさん(32)という男性だが、どうやら跳躍するのに十分なスピードがついていなかったようである。車が空中に飛び出すと、なんとフロントガラスが隣の建物の端に激突してしまい、車はそのまま50フィート下の地面に落下してしまったのだ。
当然ながら、誰もが最悪の事態を想像したことだろう。しかし、信じられないことに、チェボタレフさんは自ら車外へと出てきたのである。足腰を負傷して手当を受けたものの、深刻な怪我ではなかったというのだから、まさに奇跡としかいいようがない。
これまでにもクレイジーなスタントに手を染めてきたチェボタレフさんだが、生死をかけたスタントに参加したのは今回が初めてではないという。このような失敗の後でも恐怖心は生まれないのか…、一般人には到底理解できないが、助かった命を大切にしていただきたいものだ。
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