マネキンになりすまし窃盗を働いた男
ポーランドの首都ワルシャワにあるショッピングモールの防犯カメラに映っていたある男。今月18日、その男が窃盗容疑で逮捕されたと現地警察が声明を出した。
発表によれば、22歳の男は閉店後に誰もいない店舗で盗みを働いたというのだが、一体どのようにして店内に入り込んだというのだろうか。
実は、この男、営業中にはすでに店内に入っていたというのだ。動画に映るのはショーウィンドウに並ぶマネキンだが、この右端にいるバッグを持ったマネキンこそがこの男だったのである。そう、営業中はマネキンになりすまし、閉店後に誰もいなくなった店内で宝石などを盗んだというのだ。
また、同様の手口で、別の日には閉店後の誰もいないモールの様々な店舗をまわり、バーで食べ物を盗んだり、ブランド服を盗むなど複数の事件でも告発されている。
男のこうした行動は警備員により発見され、ワルシャワ警察に逮捕されることとなったが、マネキンに扮していた男に気付いた人がいなかったのはなんとも不思議な話だ。なお、男は以前にも別のショッピングモールでレジから金を奪うなど前科があり、今回窃盗と強盗の罪で起訴され、最高10年の実刑判決を受ける可能性があるそうだ。
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